INFOBAR A01

MEDIA SKINが800MHz再編により2012年7月には使えなくなるとのことで、取り敢えず手持ちのXminiやwater beatを使っていたが操作性がいまいちアレなのでいつか買い換えようと思っていた。

  • おサイフケータイ(せめてモバイルSuicaだけは)
  • ワンセグ
  • WiMAX

が揃えばベストなんだけどWiMAX搭載端末はまだhtc EVO WiMAXの1台しかなく、店員曰く「次は(2011年)冬みたいですが発表されてませんので」云々。そもそもMEDIA SKINは来年7月まで使えるのだからXminiやwater beatに変えてしまったことがそもそもの誤りで、周波数再編の直前までいい端末が出るのを待てばよいというのが正論なんだけど。しかもWiMAX WiFi端末であるWM3500Rの1年縛り契約は来年3月か4月でいったん切れるので、そこで全部考え直すのがコスト的にもっとも優しい。

優先度的におサイフケータイだけは必須なので、今後のWiMAXの動向は置いておいてIS05くらいかなと思っていたが、ついにINFOBARが再来した。初代が2003年(A5307ST)、2代目が2007年(W55SA)で、今回のA01は3代目かつ初のスマホになった。

色々あるのだけどINFOBARは気になりつつ買いそびれた機種で、WiMAXを除けば要件を満たしているので8月下旬につい買ってしまった。

Skypeの謎

携帯キャリアでありながらSkypeを入れて出荷するというのも謎なんだけど、もともと入っているのは去勢版SkypeでSkypeIn番号が使用できないし、電話番号に対する発信は国際電話に限るようになっているっぽい。が、Androidマーケットから通常版をダウンロードしてくるとその辺の制限がなくフルに使える。わざわざ去勢版を作った意味がよくわからない。

いずれにせよSkypeを立ち上げっぱなしにするとバッテリの消耗が著しいので、必要なときだけ起動させておきたい気味。

ワンセグ

本体にアンテナがないので、充電端子(USB端子)に接続するアンテナのようなものをつながないと使えない。これはちょっと罠だったが常日頃使うわけじゃないのでアンテナのようなものさえなくさなければ…。

文字入力

初期状態でいわゆるフリック入力ができて素晴らしい。

コピペが劇的にしづらい。テキストボックスを長押しして出てくるメニューの語句を選択を選び、表示される始点と終点の▲をドラッグして移動して範囲を指定し、コピーする、ということはできる。

おサイフケータイ

特に問題はないがアップデートなどがWiFi経由でできる。どうせISフラットなので関係はないけど。

アドレス帳の罠

あまり考えずに赤外線で旧機種から電話帳を転送したところ、既にhtc Ariaを通じて同期しているGoogleのアドレス帳と重複するようになってしまい、一応はよきに計らってくれるんだけどややこしくなってしまった。

Cメール送信

Cメールの送信時、送信先に名前を「さとう」とか入力すると自動的にアドレス帳から補完されるのが地味に便利。どう分類しても登録件数が多過ぎて探すのめんどくさいので…。しかしCメールの同報は使えないっぽい。htc AriaはSMSの同報送信(実際には順次送信だが)ができるのでそれなりに便利なんだけど…。

ちなみに7月にキャリア間SMSが利用可能になった関係で、ソフトウェアアップデート後だと思うけど文字数が全角70文字に変更されている。50文字の端末に50文字を超えて送信すると分割されるっぽい。

バッテリ

正直あまり期待できない。私の場合は平日で1日半かな…。画面がでかい端末の宿命のような気は。充電端子はUSB micro-Bだが、いわゆる充電用のケーブルでないと充電できない。

スクリーンショット

電源ボタン+ホームボタン同時押しでスクリーンショットが撮れる。半年余り経って気づいた。無駄にカメラ同様のシャッター音が鳴る。マナーモードだと鳴らないみたい。

その他不具合っぽい内容など

比較的欠点の少ない端末だとは思うけど、一応参考までに…

  • いつも再起動に異常に時間がかかる。PCより遅いんじゃ…
  • 流行に反して3.5φジャックは搭載されていない。
  • FMラジオくらいはあってもよかったんじゃないかな…
  • たまにmicroSDカードにアクセスできなくなり、再起動すると復旧する。原因不明。
  • 万歩計アプリが1度だけハングアップして計測が止まっていたことがある。原因不明。
  • 電話の終話操作がタッチパネルのスライドで、割と操作しにくい。
    • 設定→ユーザ補助→電源キーで通話終了が選べることが判明

(2011.09.19 – 2012.10.31)