りなざう用の special kernel というものがある。標準以外の USB デバイス(NIC とか)を認識させたくて入れたか、あるいは Vcore 電圧を下げるために入れた気がするが、2年以上前の話なので覚えていない。割とリスキーなモノなので、必要がないのになんとなく入れたりしてはいけない。
GREEENHOUSE GH-USB100B を認識させる
こいつをりなざうで使う。
を参考にして、ドライバはクロスコンパイルして作成した。方法はそのうち書く。
VCORE を下げる
special kernel を入れると Vcore 電圧を変えられるようになる。電圧を下げると多少不安定になるかも知れないが、電池が長持ちするかも知れない。私は 1.1V にしている。電圧と値の関係は special kernel のサイト参照のこと。
echo 05 > /proc/zaurus/VCORE
試しにやってみて安定して動くことが確認できてから起動時の自動設定をする。よく確認しないうちに起動時の設定を行うと、取り返しのつかないことになるかも知れない。
/etc/rc.d/init.d/vcore は
#!/bin/sh
case "$1" in
'start')
echo "changing vcore"
echo 05 > /proc/zaurus/VCORE
;;
'stop')
;;
*)
echo "usage: $0 {start|stop}"
;;
esac
で
chmod 755 /etc/rc.d/init.d/vcore
cd /etc/rc.d/rc5.d
ln -s ../init.d/vcore S51vcore
とか。rc5.d とか S51 とかの説明は、Linux のランレベルでぐぐると出てくるかも。これも swap と一緒で /etc/rc.d/rc.local に1行書いてもいい気がする。
qclockchange というソフトを使うと、GUI で電圧設定ができる(けど、どうせいつも 1.1V なので要らないかなと思ったりして書いていない)。
(2008.06.10)