Windows 8に関するメモ

Windows 7パソコンを買って、Windows 8を手に入れるのは自己責任でやろう

MicrosoftはWindows 8発売前後に販売されたWindows 7プリンストールPCについて、1,200円でWindows 8 Proにアップグレードする優待購入プログラムを実施しているが、例の「ウィンドウズ8を入れれば、タッチパネルになるわけではない」事件に見られるような状況もある中で、Windows 7ユーザーにアップグレードをお勧めしたいとは思わない。
もともとそういう機種ってWindows 8で動作確認されたPCではないから、特にメーカー製PCの場合固有の機能(特にノートPCにありがちなホットキーや独自のACPI関連)がちゃんと動くかはわからないし、メーカーがテストの上新しいバージョンのドライバを出していることもあるが、それにしても自分で探して入れる人でないと、正直やってはいけないと思う。
ちなみにWindows 7はStarterであろうが前述の優待プログラムで8 Proになるから、7のProfessional以上相当になる、というメリット(具体的にはRDPサーバになれるとか)は出てくるが、そこまでわかってやる人は問題なかろうかと。

ASUS 1225Bにて

外出時のおもちゃとして使用している1225Bは購入が2012年8月で前述の優待購入プログラムの対象になるし、これが不調になってもそんなに困らないので、実験台にすることに。
前述の1,200円はクレジットカード払いにしたが、クレジットカードがなくても他の支払い方法も選べるようだった。
インストールはダウンロードでいいんだけど2GBくらいあるそうなので、有線LANで接続してアップグレードを開始し、果報は寝て待つことにした。これが罠にはまる原因になった。
Windows 8が起動してくると、アカウント関連の設定などをした後にModern UIが起動。電源オンからModern UIが起動するまでは相当速いが、実は裏でデスクトップの起動準備をしているらしい。Modern UI自体はこれまでのスタートメニューを置き換えるものになっているが、そうであることに気付くのにしばらく時間がかかった。あとスタートボタンがなくなってしまったのでどこで電源をオフにすればよいのかさえわからなくなったが、チャーム(カーソルを右上に寄せて出てくる黒帯)の設定(ギアのピクトグラム)から電源オフを選ぶのが標準な感じ。ちなみにホイールを左右に倒せるマウスだとホイールを右に倒すとチャームが出るらしい。OS自身が標準でたくさんのマウスボタンを要求するのはそろそろやめて欲しい…。
そして上述の通りドライバ関連であれこれエラーが出るので、公式サイトのダウンロードからHotkey serviceとSuperHybridEngineを入れてみた。後者はバッテリ稼働時にクロックを落としたりするものらしい。
これでホットキーが使えるようになったが、なぜかWLANのオフ・オンのホットキーだけは動作せず、先のアップグレードのときに有線LANで接続するべくWLANをオフにしたので、オフのまま変更できなくなった。
そんな頻繁にWLANのオフ・オンを切り替える必要はなく、オンになっていればWindows 8を機内モードにするとWLANオフと同じ効果が得られそうだったので、ふとExpress Gate Cloud(WLANのホットキーの左側でAndroidモードみたいなやつ)を起動させてみると、そちら側でWLANをオンにすることができた。この後Windows 8を起動するとWLANがオンのままとなり、取り敢えず目的は達成(2013.02.25追記:その後いつの間にかホットキーでWLANオン・オフが普通にできるようになってしまった。原因不明)。
ControlとCapsLockを入れ替えているのが元に戻っているのに気づいたが、これは取り敢えずCtrl2Capで解決(したような気がするがCapsLockは使えなくなったような気もする)。
ドライバ関連ではないかと思うが、ブルーバックになることが時々ある。操作のトリガに再現性はなく、今のところこれがいちばん致命的な問題なんだけど、これは後から追究することに。

  • 2013.02.25追記:D22HWのドライバが疑わしいことまでは確認しており、D22HWを使わない状態ではブルーバックにならないらしい。
  • 2013.04.09追記:GL06Pを購入したことによりD22HWを使わなくなった結果、現象は再現しなくなった。

(2013.01.21 – 2013.04.09)