赤外線学習リモコンで、PCからはUSBシリアルデバイスに見えるため、色々な方面で活用されていた。
FreeBSD
FreeBSDでは6.1の頃に使い始めて当初は何やらやらないといけなかったが、そのうちuftdiドライバで普通に動くようになった。
/dev/cuaU0で見えるはずだけど、一般ユーザ権限で使うためのパーミッションが不足するので /etc/devd.conf に
attach 100 {
device-name "uftdi0";
match "vendor" "0x0411";
match "product" "0x00b3";
action "/bin/chmod 666 /dev/cuaU0";
};
と追記した(デバイスの番号が決め打ちだが)。書いたら/sbin/devdを再起動&抜き差し。
CentOS
lsusbやdmesgでちゃんと見えることを確認したら
# modprobe ftdi_sio vendor=0x0411 product=0x00b3
しろという話が出てくるが、
modprobe: ERROR: could not insert 'ftdi_sio': Unknown symbol in module, or unknown parameter (see dmesg)
となってしまう。dmesgは
ftdi_sio: Unknown parameter `vendor'
なので、これは何か仕様が変わったのだろうと思って探したら、今(CentOS 7以降かな)は
# modprobe ftdi_sio
# echo 0411 00b3 > /sys/bus/usb-serial/drivers/ftdi_sio/new_id
するのが正解らしい。cf. ModProbe ftdi_sio doesnt work – CentOS Forums
FreeBSDと同じくパーミッションが不足するので、/etc/udev/rules.d/50-udev-default.rulesを作る。
KERNEL=="tty[A-Z]*[0-9]|pppox[0-9]*|ircomm[0-9]*|noz[0-9]*|rfcomm[0-9]*", GROUP="dialout", MODE="0666"
cf. Ubuntuでminicom起動すると/dev/ttyUSB0のパーミッションがないと言われる – kinnekoさん
(2008.06.06? – 2015.12.10)