BOYA miniを買った

発売されたのは2025年春頃のようだけど、同年7月になってAmazonでたまたま見かけ、割引もあって安かったので試してみようと思って用もなくBOYA mini-14(USB-C端子、マイク2個モデル)を買った(7,409円)。Lightning端子だったりマイク1個だったりいくつかのモデルがある。なお、マイク1個モデル(mini-16・mini-17)にはケースが付属しない模様。

単3電池とサイズ比較

まず、これまでBOYAのラべリアマイク的製品は

  • BY-WM3T2
  • BY-M1
  • BY-LM40
  • BY-M3D

辺りを持っていて、この中で唯一ワイヤレスのBY-WM3T2は好みの問題もあるが少しいまいちだった気はするけど下の3つは割と音質もよく(それと何よりコスパがいい)、基本的にははずれの少ないメーカーだと個人的には思っている、ということを前提として。

mini-14と似たような使途のワイヤレスマイクとしてUlanzi UW-Mic 20Tを持っているので一応比較しておくが、これはマイク側にmicroSDカードを挿して録音することができるし、レシーバーにリアルタイムモニタリングをするためのステレオミニジャックがあるが、mini-14はそれらの機能を省いて限界まで小さくしたような感じで可搬性が高い。どちらも最近よくある完全ワイヤレスイヤホンのようにケースに収納するようになっているが、mini-14は風防(といってもスポンジタイプだけど)をつけたままケースに収納できる一方、UW-Mic 20Tはできないので別途風防を収納することを考えなければならず、ちょっと可搬性が悪い。ただ室内なら風防なしでもいいかも知れないけど、室内なら可搬性をそんなに考えなくてもいいわけで…。

使用感や音質はYouTubeにプロモーションを含む動画・含まない動画ともに批評があるのでBOYA miniで検索して見てみるとよいと思う。初期のレビューでは日本語マニュアルがないとされているが、現在はPDF版なら日本語マニュアルがある(Downloadのところ)。ただし翻訳の品質は多分あまりよくない。知らんけど。

機能はマニュアルにある通り、3段階のノイキャン機能と「AI音声変換モード」なるボイチェン機能しかない。リアルタイムモニタリングできないのに現在どのモードにあるかがわかりづらいのが少し困る。他の機能は本当になく、基本的にレシーバーをスマホに挿してマイクをしゃべる人の服につけて撮影するだけで、大変シンプル。マイクをケースにしまうとそのマイクはオフになるので、1個しか使わないときにもう片方のマイクはケースにしまっておけば問題ない。

2個のマイクはミックスされて入力され、BY-M3Dのように片方が左、もう一方が右のようなルーティング機能はない。YouTubeの批評ではボイチェン機能に関して「面白いけど使いどころが…」みたいなお茶を濁すような反応がちらほらあったし、誤ってボイチェン機能がオンになっていると撮影した動画が没になってしまうから、そんな機能よりはミックスする・しないの切り替え機能があった方が役立つんじゃないかとは思う(念のため、BY-M3Dはルーティング固定であって切り替え機能があるわけではない)。要はミックスしない状態で収録できれば対談などの場合に2人の声を後から別々に調整できる(特に2人の声量を揃えて聴きやすくできる)が、そもそもポスプロなんて面倒なことはしない、とにかく簡単に音質を改善する入門用、みたいな感じもする。そもそもレシーバーでモニタリングする機能さえないわけだから割り切って使うべきだし、それでも問題ない十分な品質と価格だとも思う。

マイクの裏はクリップになっていて、服に挟むようになっている。5gと大変に軽いのでマイクの重さで服が引っ張られることがほぼない。このクリップが90°回転すると更にいいのだが、そんな機構はない。したがってネクタイとかに挟むとマイクが真横を向く格好になってしまう。別に無指向性なのでそれでも構わないけど、絵面が気になるので胸ポケットとかに挟んだ方がいいのかも。ケースに収納しやすいようにクリップが鉄製か何かで磁石がつくから、磁石で服に挟んでいる人もいた。

風防は一応本体に溝があるとはいえ取れやすい(BY-WM3T2程ではないけど)。これに対し、両面テープを少し貼って取れにくくしている人は見かけた。また、屋外で風がそれなりにあると付属の風防では無力なので毛が生えているタイプの市販品を被せている人も見かけた。隠しピンマイク(仕込みマイク)みたいに服の内側につけてもいいだろうし、ともかく本体が小さいので何とでもなりそう。

USBオーディオデバイスとしては2in/0outとして認識される模様で、デバイスに出力がないからスマホで何か再生するとスマホから音が出る。ただしこの種のデバイスはスマホの機種によっては正しく認識されず、標準のカメラアプリやZoom等のオンライン会議では使えないことがある(この問題に関してはASCIIの記事も参照。カメラアプリはAndroidなら記事にあるOpen Cameraを使えばよいはず)。なお、物理的な出力がないのに2outがあると認識される仕様のスマホ向けUSBマイク(BY-WM3T2やBY-M3Dがそう)があるのは、出力のないデバイスはマイクとしても認識しないスマホがあるからその対策ではないかと思っているが、いずれにしても主たる使途はVlog用だけどついでにオンライン会議でも使おうと思っている人は注意する必要がある。ただし、PCで使用する場合はPC側でオーディオの入力・出力をそれぞれ選択すればいいので特に問題がない。

当たり前だが技適認証はあり、マイクの方はクリップの裏に刻印がある。老眼になりつつあるので最初どこにあるんだろうと思ったがともかくある。

ちなみに私は何も考えずに黒モデルを買ったが、白モデルがある。被写体が白ないし明るい色のTシャツやワイシャツを着ている人で、絵面的にマイクが目立たないようにしたいのであれば白モデルを選ぶといいかも知れない。もっともそもそも小さいので、黒でもあまり目立たないが…。

(2025.7.25)


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