- 近頃のブロードバンドルータは、デフォルトのアドレスがよろしく設定されていて物理的に接続すればDHCPでアドレスが割り当てられることが多く、あまり意識しなくて済むことも多いけど。
- /24の1セグメントで足りるとしてもある程度計画を持った方がいいかなと思って…
例
- ネットワークアドレス…192.168.0.0/24
- おまじない的な意味も含めて、どのネットワークアドレスが好都合でどのアドレスが不都合というのは感じたことはない。今設定されているものをわざわざ変更するメリットはほぼない。
- /24なのでゲートウェイも含めて最大数は254になる。ノード数がずっと少ないとしても、わざわざ/24より小さく切る効果はあまりないと思う(ここで反論したい方は自分で管理できる方なので)。
IPアドレス範囲 | 用途 | 備考 |
192.168.0.0 | ネットワークアドレス | |
192.168.0.1 | 不使用 | 間違って同アドレスを持つ機器を接続しても混乱しないため |
192.168.0.2~9 | サーバ類(1) | NASとか |
192.168.0.10~19 | DHCPを用いないPC | |
192.168.0.33~63 | DHCP配布範囲(例) | これは192.168.0.32/27 |
192.168.0.129~191 | DHCP配布範囲(例) | これは192.168.0.128/26 |
192.168.0.200~209 | プリンタ類 | |
192.168.0.210~219 | カメラ・IP電話類 | 規模が大きければVLAN分けると思うが |
192.168.0.220~229 | サーバ類(2) | NASとか |
192.168.0.250~253 | SIPゲートウェイ・WLANブリッジ類 | |
192.168.0.254 | ゲートウェイ(ブロードバンドルータ) | Cisco風に最後に配置 |
192.168.0.255 | ブロードキャストアドレス |
- DHCPのスコープはたとえば「192.168.0.33から31台」とか、サブネット風な表記をするものとか、機器によって違うのでルータを買い替えたときに互換性が高いようにキリのいい範囲を指定した方がいいという趣旨で、サブネットを切る意味ではない。
- サーバ類のアドレス範囲を2ヶ所想定しているのは、使い分ける趣旨ではなくどっちでもいいかなという印象で。
- 192.168.0.200以降を10個ずつ切って用途を指定しているのは、これらを混ぜない方がよいという意味で順番に意味はない。プリンタが10台じゃ足らないとかいう人は適宜ずらせばよろしいかと。
(2012.11.06)